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育児とおしゃぶり

赤ちゃんのおしゃぶりについては色々な意見があるので、賛否両論あると思います。現在ではどちらの意見も多いですが、少し前までは否定派の意見が多くとりあげられるような傾向がありました。
ようやく最近になって賛成派の意見も取り上げられるようになってきました。何故?おしゃぶりがいけないのか考えてみると理由としては、歯並びが悪くなってしまう可能性があることやおしゃぶりすることが癖になってしまうなどが挙げられます。
また、反対に良いと言う意見を考えてみると指をしゃぶるよりも衛生的であると言う点とおしゃぶりをしている時は静かになることや鼻で呼吸する習慣を身に付けることができるなどが挙げられます。最近の子供の中には鼻で呼吸することがなかなかできなくなってきていると言われているので、おしゃぶりを利用することで鼻呼吸の習慣が自然と身に付くのは嬉しいですよね。
また、鼻呼吸をするメリットとしては風邪をひきにくくなったり、太りにくくなったりすることが挙げられます。日本国内では賛否両論の意見が多くありますが、アメリカでは昔からおしゃぶりについては賛成の意見が多く取り上げられています。アメリカの2006年の最近の報告では米国立小児保健発育研究所がおしゃぶりの効用について発表がされています。
また、最近注目されている乳幼児突然死症候群についてもおしゃぶりを使用することで乳幼児突然死症候群のリスクを軽減させることができると言われています。理由としてはおしゃぶりについている付属のパーツが顔に窒息しやすいものがかかっても顔に密着するのを防ぐことができると言うわけです。
おしゃぶりを推奨しているアメリカでは3,4歳でもおしゃぶりをくわえている姿が街中でもよい見ることができます。日本では3,4歳でおしゃぶりをしている子供はほとんど見かけません。日本のおしゃぶり理論では歯が生え始める頃の2歳半程度までにおしゃぶりを卒業させることが理想とされていますが、それを過ぎておしゃぶりをしていても受け止めてあげるようにした方が良いと言えます。